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お好みのベルトで腕時計も自分らしく


『ウブロ』創生期、世に初めて評価された「ウブロ スーパーコピー」は、ゴールドまたはステンレスのケースにラバーストラップを合わせるという従来にない独創的なスポーツテイストを特徴としていた。バリエーションによってはベゼルがビス留めされた個体もすでに存在しており、これらのシグネチャーを踏襲しつつ、「ビッグ・バン」はチタニウムやセラミックといった当時ではあまり使われていなかったパーツを組み込んだ。この挑戦こそが、唯一無二の存在価値を生んだといえる。しかもスイスメイドを厳守するという伝統性と、アバンギャルドを“融合”した側面もある。


腕時計界には“世界三大複雑機構”と称されるものがある。長期間に渡ってカレンダー調整が不要な「永久カレンダー」、ゴング音が時刻を知らせる「ミニッツリピーター」、そして今回取り上げる「トゥールビヨン」の3つだ。これらは技術レベルの高い限られたメーカーのみが製造できるメカニズムのため、希少かつ高額な傾向にある。ゆえにブランドバリューをアピールするカテゴリであり、ユーザーにとっては満足度を高める特別な存在といえる。


ここ数年の時計シーン、ダイバーズウォッチはその中核を担う存在としてシェアを広げつつあります。かつては持ち前のスポーツ色の強さから趣味性の高いオフタイム用という立ち位置だった同ジャンル。しかし、国内外のファッショニスタがカジュアル&ドレスコーデの仕上げとして腕元に巻き始めたことが追い風となり、トレンドの最前線に急浮上しているんです。オリス時計の評判ただ、これだけ浸透していると選びによってはマンネリ感が漂うのも事実。ダイバーズウォッチに惹かれてはいるものの、周囲とのカブりも気になり食指が動かない……。そんな方も少なくないのではないでしょうか。ですが、諦めてしまうのは早計。停滞ムードを打ち破る一手として、気持ちもアガる“カラー”を取り入れたダイバーズウォッチをご紹介しましょう。