ラグジュアリー傑作その“深化”を知る
ラグジュアリー系メゾンの豊かな創造性は、腕時計でも発揮される。調査でもその個性に惹かれ、愛用する方が多く見られた。そこで今回、4メゾンの定番をピックアップ。ウブロの新品腕時計品格と独創性を生み出す、その歴史を掘り下げた。
前回の記事はこちら>>
TASAKI / タサキ[バランス]
TASAKIの繊細な感性とスイスの時計製作技術が、美しく精巧な時計に融和
タサキ
写真上は2018年に発表のモデル。自動巻き。径39.5mm。SAKURAGOLDケース。SS+SAKURAGOLDブレスレット。260万円(TASAKI) ジャケット6万3000円/フガート(シップス 銀座店)
ジュエリーで培ったモードな世界観を薄型ドレスウォッチへと託す。
自社で真珠養殖場を持ち、ダイヤの高度な自社研磨技術が認められる、日本を代表するプレミアムジュエラーTASAKIが、高級時計市場に参入したのは2015年のこと。そして2018年、ジュエリーで大ヒットしていた「バランス」の世界観が、腕時計にもたらされた。
円と直線とで織り成すクリーンでモダンなケースが内包するのは、スイスのヴォーシェ社製高級ムーブメント。インデックスを正方形にするなどダイヤルまで幾何学性を貫いた気品ある姿は、日本人の感性に響く。
【関連記事】:2021年人気レプリカ専門店