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ジラール・ペルゴ 「クエーサーインフラレッド」~ 不可視なものを可視化する


ジラール・ペルゴはクエーサーライトとクエーサーアジュールの成功を踏まえ、透明なサファイアクリスタルケースに収められ、レッドカラーのアクセントが添えられた新しい時計を発表します。


クエーサーインフラレッドは、活力、生命力、繁栄を連想させる「赤」の色に染まる中国の春節にオマージュを捧げます。活気あふれる色調だけでなく、巧みな形状も備えており、時計製造に関するこのマニュファクチュールの幅広い知識と経験が盛り込まれています。さらに、クエーサーインフラレッドは、ブリッジを単なる技術的要素から時計に不可欠な一部へと変えることで、「見えないもの」を見えるようにします。これは、ジラール・ペルゴが1867年に伝説のスリー・ゴールドブリッジトゥールビヨンで開拓した境地です。

新年の訪れを待ち望む頃、中国は明るい雰囲気に包まれます。中国の暦の新しい始まりにあわせ、愛する人々が顔を合わせ、祝い、さらによい時代となることを願います。ジラール・ペルゴでは、この明るい見通しを共有し、この機会を記念すべく、回きりの特別なモデル、クエーサーインフラレッドを発表します。このモデルは、ジラール・ペルゴで定番となっているサファイアクリスタルケースに収められます。

クエーサー(準恒星状天体)は、離れたところにある非常に明るく大きな天体で、大量のエネルギーを放出します。望遠鏡で観察すると、星のような光の点に見えます。ジラール・ペルゴが一連のモデルに「クエーサー」と名づけたのは、その大きなプロポーション、形状、エネルギー、際立った希少性、そして光との戯れによるものです。しかし、なぜ「インフラレッド」(赤外線)なのでしょうか。


赤外線は電磁スペクトルの一部で、基本的に肉眼では見えません。しかし、鮮やかなレッドの色によって、ジラール・ペルゴは赤外線を可視化しました。スーパーコピー時計19世紀、ジラール・ペルゴはムーブメントのブリッジを単なる技術的な部品ではなく、同時に美的な要素として捉えなおしましたが、長年にわたり、このマニュファクチュールは不可視なものを可視化するという、同じ特徴を共有するモデルを多数発表してきました。

ジラール・ペルゴの、パトリック・プルニエCEOはこう述べます。「私たちは、活力を発散し、幸運や前向きな考えを連想させるような時計をつくりたいと考えました。こうした感情を伝える色は、中国の文化では赤であるとされています。クエーサーインフラレッドは、レッドの色と透明、定番となっている形状、ブランドを象徴するスリーブリッジといった特徴を兼ね備えています。現代的なモデルではありますが、230年以上にわたる歴史を通じてジラール・ペルゴが蓄積してきた広範なノウハウが駆使されています。」

透明なケースとすることで、最高度に洗練されたこのモデルのあらゆる構成部品とともに、ジラール・ペルゴの精密工学の技巧が余すところなく示されています。

サファイアクリスタルケースは、枚の円盤状のサファイアからつくられます。円盤を成形してから、研削・研磨し、包含物のない均一で滑らかな表面にします。この工程だけでも、200時間を超える数百にも及ぶ作業が必要となり、世紀以上かけて磨き抜かれてきた技法が駆使されます。ケース、ラグ、リューズの製造にも時間がかかります。しかし、優れた成果が急いで得られることは、めったにありません。



クエーサーインフラレッドの注目すべき特徴の一つは、その息をのむ透明性にあります。通常なら隠れる部品も、自由に眺めることができます。ですから、どの部品も完璧な形で提示することが必要となります。しかし、230年の経験をもつジラール・ペルゴなら、こうした技術的課題をクリアすることができます。

トゥールビヨンは時計の下部に配置されており、まるで浮かんでいるように見えます。そのキャリッジは19世紀にまで遡る歴史的なデザインである竪琴型です。カルティエ 時計 修理ただし、この現代的な作品では、建築物に着想を得たジラール・ペルゴの象徴であるネオブリッジの、宙に浮いたような眺めを愉しむことができます。サファイアでつくられたブリッジは未来的な印象を与えますが、ここには1867年以来伝説となっているジラール・ペルゴの懐中時計、スリー・ゴールドブリッジトゥールビヨンの精神が受け継がれています。このモデルは現代的ではあるものの、そこには伝統的な手作業が確実に息づいています。

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